長門市議会 > 2021-03-02 >
03月02日-03号

  • "市道路線"(/)
ツイート シェア
  1. 長門市議会 2021-03-02
    03月02日-03号


    取得元: 長門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    令和 3年 3月定例会(第1回)───────────────────────────────────────────令和3年 3月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第3日)                             令和3年3月2日(火曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)                      令和3年3月2日(火) 午前9時30分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第13号)      議案第2号 令和2年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第3号 令和2年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第2号)      議案第4号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第5号 令和2年度長門市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)      議案第6号 令和2年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第7号 令和2年度長門市下水道事業会計補正予算(第2号)      議案第25号 長門市くじら資料館の指定管理者の指定について      議案第26号 村田清風記念館の指定管理者の指定について      議案第27号 木育推進拠点施設長門おもちゃ美術館の指定管理者の指定について 日程第3 議案第29号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について 日程第4 議案第30号 人権擁護委員候補者の推薦について      議案第31号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第5 議案第32号 長門市教育委員会委員の任命について 日程第6 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第7 議案第33号から議案第40号の一括上程 日程第8 議案第8号 令和3年度長門市一般会計予算      議案第9号 令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第10号 令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算      議案第11号 令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算      議案第12号 令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第13号 令和3年度長門市水道事業会計予算      議案第14号 令和3年度長門市下水道事業会計予算      議案第15号 長門市環境整備協力費基金条例      議案第16号 長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第17号 長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例      議案第18号 長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例      議案第19号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例      議案第20号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第21号 長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例      議案第22号 長門市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第23号 長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      議案第24号 長門市特産品販売センター条例を廃止する条例      議案第28号 市道路線の認定について      議案第33号 長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例      議案第34号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例      議案第35号 長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      議案第36号 長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第37号 長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第38号 長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例      議案第39号 地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について      議案第40号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区)) 日程第9 議案の委員会付託 日程第10 議員提出議案第1号 長門市議会委員会条例の一部を改正する条例      議員提出議案第2号 長門市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第13号)      議案第2号 令和2年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第3号 令和2年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第2号)      議案第4号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第5号 令和2年度長門市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)      議案第6号 令和2年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第7号 令和2年度長門市下水道事業会計補正予算(第2号)      議案第25号 長門市くじら資料館の指定管理者の指定について      議案第26号 村田清風記念館の指定管理者の指定について      議案第27号 木育推進拠点施設長門おもちゃ美術館の指定管理者の指定について 日程第3 議案第29号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について 日程第4 議案第30号 人権擁護委員候補者の推薦について      議案第31号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第5 議案第32号 長門市教育委員会委員の任命について 日程第6 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第7 議案第33号から議案第40号の一括上程      議案第33号 長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例      議案第34号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例      議案第35号 長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      議案第36号 長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第37号 長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第38号 長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正す            る条例      議案第39号 地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について      議案第40号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区)) 日程第8 議案第8号 令和3年度長門市一般会計予算      議案第9号 令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第10号 令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算      議案第11号 令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算      議案第12号 令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第13号 令和3年度長門市水道事業会計予算      議案第14号 令和3年度長門市下水道事業会計予算      議案第15号 長門市環境整備協力費基金条例      議案第16号 長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第17号 長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例      議案第18号 長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例      議案第19号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例      議案第20号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第21号 長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例      議案第22号 長門市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第23号 長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      議案第24号 長門市特産品販売センター条例を廃止する条例      議案第28号 市道路線の認定について      議案第33号 長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例      議案第34号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例      議案第35号 長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      議案第36号 長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第37号 長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果            的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第38号 長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例      議案第39号 地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について      議案第40号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区)) 日程第9 議案の委員会付託     予算決算委員会      議案第8号 令和3年度長門市一般会計予算     総務民生委員会      議案第9号 令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第11号 令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算      議案第12号 令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第15号 長門市環境整備協力費基金条例      議案第16号 長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第18号 長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例      議案第19号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例      議案第20号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第33号 長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例      議案第34号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例      議案第35号 長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      議案第36号 長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第37号 長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第38号 長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例      議案第39号 地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について      議案第40号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区))     文教産業委員会      議案第10号 令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算      議案第13号 令和3年度長門市水道事業会計予算      議案第14号 令和3年度長門市下水道事業会計予算      議案第17号 長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例      議案第21号 長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例      議案第22号 長門市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第23号 長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      議案第24号 長門市特産品販売センター条例を廃止する条例      議案第28号 市道路線の認定について 日程第10 議員提出議案第1号 長門市議会委員会条例の一部を改正する条例      議員提出議案第2号 長門市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例──────────────────────────────出席議員(17名)1番 上田 啓二君       2番 綾城 美佳君3番 早川 文乃君       4番 中平 裕二君5番 橋本 憲治君       6番 有田  茂君7番 吉津 弘之君       8番 岩藤 睦子君9番 南野 信郎君       10番 重村 法弘君11番 重廣 正美君       12番 長尾  実君14番 三輪  徹君       15番 田村 哲郎君16番 林  哲也君       17番 大草 博輝君18番 武田 新二君                ──────────────────────────────欠席議員(1名)13番 先野 正宏君                ──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局  長 石本  徹君       次  長 山下 賢三君主  査 岡本 功次君       書  記 佐伯加寿馬君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 江原 達也君  副市長 ………………… 大谷 恒雄君教育長 ………………… 松浦 正彦君  企画総務部長 ………… 長尾 正勝君市民福祉部長 ………… 光永 忠由君  経済観光部長 ………… 小林 健司君経済観光部理事 ……… 田村 富昭君  建設部長 ……………… 早川  進君教育部長 ……………… 中谷 信浩君  消防長 ………………… 杉村 俊宏君油谷支所長 …………… 梶山 陽司君  上下水道局長 ………… 宗村 憲知君財政課長 ……………… 高橋 伸二君  産業戦略課長 ………… 伊藤 和久君管理課長 ……………… 田村 敬助君                    ──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(武田新二君) おはようございます。 本日の出席議員については17人であり、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(武田新二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、上田啓二議員及び綾城美佳議員を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第1号~議案第7号・議案第25号~議案第27号 ○議長(武田新二君) 日程第2、これより議案第1号から議案第7号まで及び議案第25号から議案第27号までを一括議題とします。 各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。予算決算常任委員長、重村法弘議員。 ◎予算決算常任委員長(重村法弘君) 皆さん、おはようございます。予算決算委員長の重村でございます。 それでは、予算決算常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を予算決算常任委員会を代表して御報告を申し上げます。 議案第1号「令和2年度長門市一般会計補正予算(第13号)」については、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものと決定をしました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 歳入費目、市債の減収補てん債に関して、委員から補正額の算出根拠及び国からの財源措置について質疑があり、執行部から新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な減収が生じている消費や流通に関わる地方消費税交付金など7税目において、令和2年度に限り減収補てん債の対象税目に追加措置されることから、新たに借り入れを行うものである。税目毎の金額は、地方消費税交付金が2,308万2,000円、市町村たばこ税1,134万3,000円、ゴルフ場利用税が24万7,000円、地方揮発油譲与税が535万2,000円であり、その合計額が4,002万4,000円となることから4,000万円を計上した。国からの財源措置としては、元利償還金の75%が普通交付税に算入されることになるとの答弁がありました。 次に、歳入費目、市税の固定資産税に関して、委員からコロナウイルス感染症の影響による徴収猶予特例終了後における新たな徴収猶予や減免について質疑があり、執行部からコロナ特例による猶予については2月1日が期限となっており、既に受付は終了している。3月1日を納期とする第4期分の支払いに関しては、通常の猶予制度の活用等、納税者と相談をしながら個別に対応していきたいとの答弁がありました。 次に、感染症予防費の新型コロナウイルスワクチン対策事業に関して、委員から集団接種出務医療従事者報償額の算出根拠について質疑があり、執行部から出務医療従事者の出務報償額は、応急診療所に出務する医師等の1時間当たりの単価に準じて、出務医は1万3,500円、看護師は1,821円、事務職は1,264円とし、集団接種の回数を暫定的に28回として算出して得た1,189万5,000円を計上したとの答弁がありました。 次に、繰越明許費補正の市営住宅24時間換気設備設置・内装改修事業に関して、委員から繰り越す理由について質疑があり、執行部から前年の11月及び12月に入札を執行したものの不調となったため、年度末までを工期とする随意契約を本年1月に締結したところであるが、年度末の退去を予定している入居者の負担軽減を考慮した際、年度内の工事完了が困難となったため次年度へ繰り越すこととしたとの答弁がありました。 その他の費目については、特に御報告を申し上げるべきことはございません。以上で予算決算常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) 以上で、予算決算常任委員長の報告は終わりました。 お諮りします。予算決算常任委員長の報告に対する質疑は省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告に対する質疑を省略致します。 次に、総務民生常任委員長、岩藤睦子議員。 ◎総務民生常任委員長(岩藤睦子君) おはようございます。総務民生常任委員長の岩藤でございます。 それでは、総務民生常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を総務民生常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第2号「令和2年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第4号「令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、以上2議案については、賛成全員で可決すべきものと決定しました。 議案第5号「令和2年度長門市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」については、賛成多数で可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第2号「令和2年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」の審査におきましては、委員から災害臨時特例補助金の内容について質疑があり、執行部から新型コロナウイルス感染症の影響により、主たる生計維持者の収入が減少となる世帯等を対象として保険料の減免を行っているが、減免額のうち6割が災害臨時特例補助金として交付される。なお、残りの4割の金額については県補助金の特別交付金として交付される予定であるとの答弁がありました。 次に、委員から特定健康診査負担金の減額理由について質疑があり、執行部から新型コロナウイルス感染症の影響で受診者数が当初の見込みよりも減少したことや、集団健診の開始時間を1時間ほど後に変更し、早朝実施に係る特別負担金が不用となったためであるとの答弁がありました。 次に、委員から繰越金の増額理由について質疑があり、執行部から令和元年度の決算において約3億5,100万円の剰余金が生じ翌年度への繰越金となったことから、当初予算で計上していた国民健康保険基金からの繰入れを取りやめ、財源を繰越金に振り替えるものであるとの答弁がありました。 議案第4号「令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」の審査におきましては、委員から地域密着型介護サービス給付費の減額理由について質疑があり、執行部から主に小規模デイサービスの利用実績等が当初の見込みを下回ったためである。利用実績の減少については、新型コロナウイルス感染症の影響もあると捉えているとの答弁がありました。 議案第5号「令和2年度長門市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」の審査におきましては、委員から後期高齢者医療広域連合納付金の減額理由について質疑があり、執行部からこれは被保険者が納めた保険料や保険基盤安定制度に係る負担金等を広域連合に納付するものであり、今年度は保険料が減額となる見込みであることから負担金についても減額となるとの答弁がありました。 以上で、総務民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、総務民生常任委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教産業常任委員長、重廣正美議員。 ◎文教産業常任委員長(重廣正美君) 皆さん、おはようございます。委員長の重廣でございます。 それでは、文教産業常任委員会に付託されました議案につきまして、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を文教産業常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第3号「令和2年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第6号「令和2年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)」、議案第7号「令和2年度長門市下水道事業会計補正予算(第2号)」、議案第25号「長門市くじら資料館の指定管理者の指定について」、議案第26号「村田清風記念館の指定管理者の指定について」、議案第27号「木育推進拠点施設長門おもちゃ美術館の指定管理者の指定について」、以上6議案につきましては、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第3号「令和2年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第2号)」の審査において、委員から歳入予算全体の約60%が一般会計繰入金となっているが、配湯利用料で歳出予算が賄える会計であるべきではないかとの質疑があり、執行部から利用料金をもってこの特別会計が運営されるべきと考えており、経費の節減を目指すとともに利用料金を少しでも増やせるようホテル、旅館等に促し、一般会計からの繰入金を減少させ、しっかりと市民に説明できるような運営に努めたいとの答弁がありました。 議案第6号「令和2年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)」の審査において、委員から1月の寒波により漏水した水量に対する水道料金の減免について質疑があり、執行部から漏水した水量に対し水道料金については75%、下水道料金については100%の減免をしている。漏水した水量の算定方法は、前2期の平均と前年同期月の水量を比較して少ないほうの使用水量を基準水量とし、検針した水量からその基準水量を差し引いた水量を漏水量として算定しているとの答弁がありました。 議案第25号「長門市くじら資料館の指定管理者の指定について」及び議案第26号「村田清風記念館の指定管理者の指定について」の審査において、委員から公益財団法人長門市文化振興財団の代表者は副市長であるが、指定管理者として指定することに法律上問題はないのかとの質疑があり、執行部から指定管理者による公の施設の管理は議会の議決を経た上で地方公共団体に代わって行うものであり、地方公共団体と指定管理者が一般的な取引関係に立つものではないため、いわゆる請負には当たらないと解されており、地方自治法の兼業禁止の規定は適用されず、指定管理者として指定することができるとの答弁がありました。 次に、委員から指定管理者と地元地域との関わりについて質疑があり、執行部からこの施設は地域とは切っても切れない関係にあると考えており、市と指定管理者及び地域がしっかりと連携し相乗効果を目指していきたいと考えている。また、両館の館長には地元に深いつながりのある方を選任し運営されるとお聞きしているとの答弁がありました。 議案第27号「木育推進拠点施設長門おもちゃ美術館の指定管理者の指定について」の審査において、委員から指定管理者候補者の選定方法について質疑があり、執行部から非公募による選定ではあるが、提出された事業計画書に基づき、指定管理者選定委員会においてプレゼンテーションによる審査の結果、適正との判断により候補者として選定したとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げるべきことはございません。以上で、文教産業常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、文教産業常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより、順次討論及び表決を行います。 議案第1号「令和2年度長門市一般会計補正予算(第13号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 議案第2号「令和2年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 議案第3号「令和2年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第2号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
    ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号「令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第5号「令和2年度長門市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号「令和2年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号「令和2年度長門市下水道事業会計補正予算(第2号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第25号「長門市くじら資料館の指定管理者の指定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 議案第26号「村田清風記念館の指定管理者の指定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 議案第27号「木育推進拠点施設長門おもちゃ美術館の指定管理者の指定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第29号 ○議長(武田新二君) 日程第3、議案第29号「山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定しました。 討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第30号・議案第31号 ○議長(武田新二君) 日程第4、議案第30号「人権擁護委員候補者の推薦について」及び議案第31号「人権擁護委員候補者の推薦について」を一括議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。本案は委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 これより、議案第30号及び議案第31号を一括して採決します。 お諮りします。本案に対する議会の意見は適任とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号及び議案第31号は適任の意見を付して通知することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第32号 ○議長(武田新二君) 日程第5、議案第32号「長門市教育委員会委員の任命について」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。本案は委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 採決します。採決は無記名投票で行います。議場の出入口を閉じます。〔議場閉鎖〕 ○議長(武田新二君) ただ今の出席議員数は議長を除いて16人です。 次に、立会人を指名します。会議規則第30条第2項の規定により、立会人に岩藤睦子議員及び南野信郎議員を指名します。 投票用紙を配付します。〔投票用紙配付〕 ○議長(武田新二君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。〔投票箱点検〕 ○議長(武田新二君) 異状なしと認めます。 念のために申し上げます。本案に賛成の方は賛成、反対の方は反対と記載願います。 なお、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第69条第2項の規定により否とみなします。 ただ今から投票を行います。議席番号1番の方から、順次前方の記載所で記載の上、投票願います。〔投票〕 ○議長(武田新二君) 投票漏れはありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。岩藤睦子議員及び南野信郎議員、開票の立会いをお願いします。〔開票〕 ○議長(武田新二君) 投票の結果を報告します。 投票総数16票。これは先程の出席議員数に符合しております。 賛成16票、反対ゼロ票。 以上のとおり賛成が多数です。したがって、議案第32号は同意することに決定しました。 議場の出入口を開きます。〔議場開鎖〕────────────・────・──────────── △日程第6.報告第1号 ○議長(武田新二君) 日程第6、報告第1号「専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第33号~議案第40号まで一括上程 ○議長(武田新二君) 日程第7、本日、市長から議案第33号から議案第40号までが追加提出されました。 これより、議案第33号から議案第40号までを一括議題とし、提出議案について提案理由の説明を求めます。江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、本日追加提案しました議案の概要について御説明申し上げます。 議案第33号は、支所及び出張所設置条例の一部を改正するものであり、本年6月1日から油谷支所宇津賀出張所を宇津賀郵便局内に移転し、行政事務の一部を当郵便局に包括的に委託することについて、この度、日本郵便株式会社と市との間の協議が調ったことから、条例で規定する同出張所の位置を改めるものであります。 議案第34号は、一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正するものであり、新型インフルエンザ等対策特別措置法など関係法令が廃止または改正され、新型コロナウイルス感染症を定義していた規定が削除されたことに伴い、これまで関係法令を引用していた関係する条例の規定を整理するものであります。 議案第35号から議案第38号までは、介護サービス事業所関連条例につきまして、関係法令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 その主な内容は、介護サービス事業所の設置・運営基準について、感染症対策の強化、業務継続に向けた取組の強化及び高齢者虐待防止の推進を図るための改正を行うほか、指定居宅介護支援事業者については、事業所の管理者要件の緩和措置を講じるための改正を行うものであります。 議案第39号は、議案第33号に関連し、先程申し上げましたとおり、行政事務の一部を取り扱う郵便局として宇津賀郵便局を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。 議案第40号は、工事請負に関する契約議案となります。 本議案は、青海島地区、渋木地区、真木地区及び俵山地区における光ファイバー網の整備に当たり、去る2月24日に指名競争入札を執行した結果、富士通ネットワークソリューションズ株式会社中国支店が5億4,010万円で落札したことから、工事請負契約を締結することについて、議会の議決を求めるものであります。 以上、提出議案について、その概要を御説明申し上げました。何とぞ、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第8号~議案第24号・議案第28号・議案第33号~議案第40号 ○議長(武田新二君) 日程第8、議案第8号から議案第24号まで、議案第28号及び議案第33号から議案第40号までを一括議題とします。 これより質疑を行います。 最初に、議案第8号「令和3年度長門市一般会計予算」について質疑を行います。 まず、通告者から行います。重廣正美議員。 ◆11番(重廣正美君) それでは、ただ今議題となっております令和3年度一般会計予算について質疑を致します。 第9款「消防費」第1項「消防費」の1目「常備消防費」についてでございすが、まず消防車両更新事業におきまして、高額のはしご付消防自動車の更新が計上されておりますが、この必要性について伺いたいと思います。 ○議長(武田新二君) 杉村消防長。 ◎消防本部消防長(杉村俊宏君) それでは、重廣議員の消防車両等更新事業の必要性についての質疑にお答えを致します。 お尋ねのはしご付消防自動車につきましては、管轄区域に中高層建築物の数がおおむね10棟以上、不特定多数の者が集まる中高層建築物がおおむね5棟以上ある場合に配置するものと国の法令で規定をされております。長門市内には現在、中高層建築物が43棟あり、長門湯本温泉などを擁する本市消防として、はしご付消防自動車は必要不可欠なものでございます。 現在のはしご付消防自動車は平成10年に更新したものでございますが、日本消防検定協会が定めるはしご付消防自動車の安全基準では、機能の安全性を確保するため、更新時から7年目と、それ以降5年毎に、はしご本体を分解し、部品の点検及び交換を行うオーバーホールの実施が定められております。 これまで、この安全基準に基づきオーバーホールを実施してまいりましたが、オーバーホールは3回までとされ、メーカーの保証も得られなくなることから、この度、改めて更新整備を行うものであります。 更新予定のはしご付消防自動車は、先端屈折式を導入することとしておりますが、これによりまして、従来の直進式では困難であった場所、例えば屋上にフェンスが設けられて高低差がある場所にも接近することが可能となり、災害現場において、これまで以上に安全な救助・救出活動ができるものとなっております。 高額なものではありますが、災害現場で市民の命を守るため不可欠なものと考えております。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 重廣議員。 ◆11番(重廣正美君) 続きまして、常備消防費につきまして、高機能消防通信指令装置機器更新事業でございます。 これは、機器整備から5年というかなり短期間で更新というふうになっております。市民目線で見ますと、消防庁舎はまだ新しいというイメージがございまして、なぜ、今の時期に更新するのかなという疑問もあるようでございます。更新に当たっての基準等があれば伺いたいと思います。 ○議長(武田新二君) 杉村消防長。 ◎消防本部消防長(杉村俊宏君) それでは、高機能消防通信指令装置更新事業の更新基準についての質疑にお答えを致します。 お尋ねの高機能消防通信指令装置は、119番通報の受報から、その後の消防救急業務全般を支援する市民の生命に直結した装置であり、24時間・365日の連続稼働という過酷な条件下で運用しているため、計画的な更新が必要不可欠であります。 更新の基準につきましては、システムを構成する装置が正常に動作し、耐え得るとされる期間を、総務省が装置ごとに財産処分制限期間として定めております。そのため本市消防では、この財産処分制限期間に基づき、更新を行うこととしております。 本装置は、大きく通信系装置と情報系装置の2つで構成されますが、今回の更新は、財産処分制限期間の5年が経過する情報系装置が対象であり、通信指令装置のデータなどを処理するサーバー機器をはじめ、119番回線制御装置などの更新を実施するものでございます。以上でございます。 ○議長(武田新二君) 重廣議員。 ◆11番(重廣正美君) 続きまして、第1款「市税」6項の「都市計画税」についてでございます。この都市計画税充当状況について伺いたいと思います。 都市計画税というのは歴代市長も言われておりましたが、部分的に課せられている税でありまして、若干不公平ではないかという見解をお持ちでございました、これまでの市長は。 それを踏まえまして、都市計画税は街路や公園、下水道事業など、まちづくりのために使う経費として充てられる目的税であります。そこで、予算書には公共下水道建設事業や地方債償還金等に充てられておりますが、それ以外の本来の目的の事業経費への充当に充てるという検討はなされたのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、都市計画税の充当状況についての質疑にお答え致したいと思います。 都市計画税は、大字東深川地区のほか、大字仙崎、西深川、深川湯本地区の一部の土地及び家屋に課している目的税でございます。その使途は、地方税法第702条に基づき、都市計画法に基づいて行う都市計画事業、または土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する費用に充てるものとされているところでございます。 そこで、公共下水道建設事業や地方債償還金以外の事業への充当の検討についてのお尋ねでございます。 この度の令和3年度当初予算におきましては、都市計画事業である公共下水道建設事業並びに地方債償還金以外には充当する事業が見当たらなかったところであります。今後、新たに都市計画事業や土地区画整理事業を計画することとなれば、都市計画税の充当について検討してまいりたいと考えているところでございます。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 次に、綾城美佳議員。 ◆2番(綾城美佳君) おはようございます。湯本の綾城美佳でございます。質疑通告に従い質疑を行います。 1点目、令和3年度予算編成方針についてお尋ねします。 当初予算概要資料によりますと、予算編成の基本的考え方として「誰ひとり取り残さない新たな日常への挑戦」と位置づけられております。そして、これらに関する事業については数多く予算化されておりますが、市長が特に力を入れて進めていきたいと思われる事業は何か、また、その理由についてお尋ねを致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、綾城議員の令和3年度予算編成方針についての質疑にお答え致したいと思います。 一昨年11月に市長に就任して以降、1年余りの間に、市政が直面する様々な課題に正面から向き合い積極果敢に挑戦していくとの決意をもって、市長と協働のまちづくりミーティングなど、私自ら市内各地に出向き、地域が抱える課題、そして市政への期待をしっかりとお伺いし、また、庁内での議論を積み重ねながら、「市民のいのちと生活を守る」まちづくりに向けて全力で取り組んでまいったところでございます。 本定例会に提出しております令和3年度当初予算は、そうした1年間の積み重ねをまとめ上げたものでございます。 そこで、特に力を入れて進めていきたい事業とその理由についてのお尋ねでございます。 第1に、「住みたいまち」「住み続けたいまち」に向けた生活基盤を充実させるための施策として、地域事情に合わせた交通弱者対策や買物支援に関する事業、加えまして、子育てや教育における安全、安心の確保と人材育成を目指した小児科・産婦人科オンライン健康相談や小学校1、2年生を対象とした本市独自の英語学習プログラムなどの事業であります。 第2に、「未来を担う若者が輝くまち」の実現に向けまして、本市経済活性化の新たな指針であります「ながと6G構想」の下、戦略的な企業誘致活動を進める戦略的産業基盤強化事業のほか、起業する若者の支援策であるクラウドファンディング型ふるさと納税の活用など、10年先の将来を見据え、産業全体の成長を支え推進する事業であります。 私と致しましては、これらの新規事業を中心に長門のまちの元気を取り戻し、持続可能な長門市を目指してまいりたいと思っているところでございます。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 綾城議員。 ◆2番(綾城美佳君) 続きまして、予算説明資料26ページ、長門湯本温泉観光まちづくり推進事業3,302万4,000円についてお尋ねします。 1点目、長門湯本温泉観光まちづくり計画は大西前市長から推進されてきた事業であり、これまで産業戦略課を中心に進められてまいりました。この令和3年度からは、観光政策課が中心となって事業が進められていくというふうに聞いております。この計画の現在の進捗状況と所管を変更される理由について市長にお尋ねを致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、長門湯本温泉観光まちづくり推進事業についての質疑にお答え致したいと思います。 まず、長門湯本温泉観光まちづくり計画についてのお尋ねでございます。 最初に計画の推進状況についてであります。長門湯本温泉におきましては、昨年3月にハード整備が完了し、長門湯本温泉まち株式会社を中心に、民間による観光まちづくりの取組がスタートしており、本年度末でようやく観光地経営の基盤づくりのめどが立ったところでございます。 今後は、持続的かつ好循環な温泉街をつくり上げ、人気温泉地ランキング全国10位以内まで引き上げることを目標に、長門湯本温泉における観光関連事業の発展を通じて、まちづくりを進めることを基本的な方向性としているところでございます。 続いて、計画の所管を変更した理由についてであります。 これまで、駐車場の整備や観光地経営の仕組みづくりをはじめ、ハード・ソフト両面でスピード感を持って計画を進めていくため、庁内各部署間の調整や計画全体の進行管理が必要となることから、成長戦略推進課及び産業戦略課において所管してきたところでございます。 今後は、計画の根幹であり重要な理念でもある観光を通じた地域振興を図るため、観光政策課所管のもと、取組を更に前に進めていく考えであります。 ○議長(武田新二君) 綾城議員。 ◆2番(綾城美佳君) 2点目です。長門湯本温泉観光まちづくり推進事業のその他の財源として2,895万円が措置をされており、これは長門湯本温泉みらい振興基金を取り崩すものと思われますが、3月末の基金の残高見込額について、市長にお尋ねいたします。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) 長門湯本温泉みらい振興基金についてのお尋ねでございます。 長門湯本温泉観光まちづくり推進事業のその他財源といたしまして計上しております2,895万円につきましては、令和3年度における入湯税引上げ分の歳入予算を根拠として計上しているところでございます。 また、令和2年度におきまして入湯税引上げ分の歳入予算の見込額につきましては、先程議決を頂きました3月補正予算で2,281万円を計上し、本年度末に長門湯本温泉みらい振興基金に積み立てる計画としており、同額が年度末の残高見込額となるところでございます。 以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 綾城議員。 ◆2番(綾城美佳君) 分かりました。 引き続きまして、予算説明資料23ページ。地域公共交通推進事業5,560万7,000円についてお尋ねします。 江原市長は選挙公約の一つに地域公共交通の再構築を掲げられ当選されました。この令和3年度については、実質的に初の予算編成ということになってきますが、地域公共交通推進事業をはじめとした幾つかの施策について計上をされておられます。特に地域公共交通推進事業に関して、残りの任期の中でどのように進められていかれるのか、市長にお尋ねを致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、地域公共交通推進事業についての質疑にお答え致したいと思います。 私の公約でもあります交通弱者対策につきましては、既存のバス路線の見直しと区域ごとのデマンド交通の総合的な組合せにより、本市の実情に見合った地域公共交通体系の再構築を図ることとし、本年度から長門市公共交通協議会を中心に検討を重ねてきたところでございます。 具体的には、市内を11地区に分割した上で、順次デマンド化を進め、令和5年度からの新たな全市公共交通体系のスタートを目指してまいりたいというふうに思っておるところでございます。 その初年度となる令和3年度につきましては、既存のデマンド交通3地区並びに乗合タクシー2地区において運用見直しによるデマンド化を進めるほか、青海島地区、湯本地区、油谷地区で新たにデマンド交通を導入するための予算を計上しているところでございます。 また、現在運行中のバス系統につきましては、事業者の経営方針並びに市独自の見直し基準を踏まえ、運行の減便や廃止など見直しの具体的手法について、デマンド交通の利便性の向上などを含め、今後、長門市公共交通協議会を中心に、更に検討を進めていきたいというふうに思っているところでございます。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 綾城議員。 ◆2番(綾城美佳君) これが最後の質疑となります。予算説明資料24ページ、長門市しごとセンターを核とした地域創造事業6,372万円についてお尋ね致します。 長門市しごとセンターを核とした地域創造事業では、工場棟解体事業として約4,200万円が計上をされておりますが、この解体の目的をお尋ねします。 また、跡地利用に関して、施政方針にあった地域経済の活性化によるまちづくりとの関連性について、市長にあわせてお尋ねを致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、長門しごとセンターを核とした地域未来創造事業についての質疑にお答えしたいと思います。 まず、工場棟の解体目的についてのお尋ねであります。 長門市しごとセンター敷地内に所在する工場棟は市の中心部に位置し、しごとセンターとの連携など、多様な利用が期待される公共施設でございますが、築年数が古く、近年では水道管の破裂や床の腐食など、施設の老朽化が急速に進んでいるところでございます。 また、既存施設の利活用になると耐震化に向けた改修工事が必要で多額の費用を要することから、現状での利活用は困難であると考えており、まずは来年度におきまして、解体撤去を前提として、跡地利用に関する検討を行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 次に、施政方針にあった地域経済の活性化によるまちづくりとの関連性についてのお尋ねであります。 今後の跡地利用の検討に当たりましては、来年度から重点的に進める企業誘致活動の中で、新たに出てくるプロジェクトの実現可能性や採算性等の調査・研究を行いながら、サテライトオフィスやテレワーク環境などの整備も含め、幅広く活用の可能性を探ってまいりたいというふうに思っているところでございます。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 次に、林哲也議員。 ◆16番(林哲也君) 皆さん、おはようございます。それでは、発言通告に従いまして、議案第8号「令和3年度長門市一般会計予算」について市長にお尋ねを致します。 3月定例会開会初日の2月18日には市長から施政方針が発表され、令和3年度の市政運営に対する基本的な考え方や予算案及び主要な施策が述べられております。 市長にとって一昨年11月の市長就任から2度目の予算編成となりますけれども、令和2年度の予算編成作業が大詰めを迎える時期と市長選挙が重なったことにより、令和3年度の当初予算というのは、実質的に初の予算編成ということになります。私は令和元年度の決算質疑において、令和3年度の予算編成で特に力点を置く政策や留意する点をお尋ねしておりますけれども、市長御自身、この令和3年度予算をどう評価しているのかお尋ね致します。 また、令和3年度当初予算は、「誰ひとり取り残さない新たな日常への挑戦」と位置づけられておりますけれども、これは具体的にどういう意味なのか、重ねて市長にお尋ね致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、林議員の質疑にお答え致します。 まず、令和3年度当初予算をどう評価しているかとのお尋ねであります。 令和3年度当初予算につきましては、私の基本理念であります「市民のいのちと生活を守る」まちづくりに向けた3つの重点施策並びに新型コロナウイルス感染症の拡大防止やウィズコロナ・ポストコロナ時代への構造転換に係る取組など、緊急課題への対応を基本方針の柱として、その編成に取り組んだところでございます。 市税等の減収が見込まれる厳しい財政状況にあってもスクラップ・アンド・ビルドを徹底し、創意工夫の下、交通弱者対策や買物支援、子育て・教育における安全、安心の確保と人材育成など、「住みたいまち」「住み続けたいまち」に向けた生活基盤の充実を図るための施策、加えまして、「未来を担う若者が輝くまち」の実現に向けて、戦略的な企業誘致活動を進める戦略的産業基盤強化や、クラウドファンディング型ふるさと納税を活用した起業支援のほか、10年先の将来を見据え、市の産業全体の成長を支え推進する振興策など、前年度と同規模の予算の中で、昨年度に比べ約3倍となる48件の新規政策的事業として重点的に予算を配分できたものと考えているところでございます。 続きまして、令和3年度当初予算を「誰ひとり取り残さない新たな日常への挑戦」と位置づけた意味についてのお尋ねであります。 令和3年度当初予算では、地域の人口減少と地域経済の縮小に歯止めをかけ、将来にわたって成長力を確保するためには、全ての市民が安心して暮らせるような持続可能なまちづくりと地域活性化が、まずは重要と考えたところでございます。 更に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、従来の社会経済活動では市民のいのちと生活を守ることが困難な状況に置かれる中、ウィズコロナ・ポストコロナ時代の新しい未来に向けて、新たな日常を通じた質の高い社会の実現を目指していくことが必要であると考え、「誰ひとり取り残さない新たな日常への挑戦」と位置づけたところであります。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 林議員。 ◆16番(林哲也君) それで、予算編成権を有する市長に見解をただせるというのは、この本会議の場となりますので、今の答弁を踏まえまして1点ほど確認を致します。 市長は、昨年度に比べ約3倍となる48件の新規政策的事業として重点的に予算を配分できたとお述べになりましたね。こうした本市の限られた財源の中で、歳入と歳出のバランスを保ちながら、財政を預かる立場として令和3年度予算編成に際して、市民ニーズの把握が的確か否か、費用対効果が確かな検証に基づいたものなのか、財政の健全性は確保されているのか、あるいは決算審査の指摘事項、監査委員の意見は取り入れられているのか、また、行政の効率化・能率化は図られているのか、経済効果や雇用誘発効果、所得向上、税収確保など、これらをしっかり念頭に置いて予算編成に取り組まれたと考えてよろしいんでしょうか。市長に、この点を確認して、質疑を終わります。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) 今、林議員のほうから、本当に大変重要な御意見を頂いたところでございますが、今回の新型コロナの感染症に関しまして、税収等の減収を含めて、本当に大変厳しい予算となったところでございます。 その中におきましても、やはり皆さんの雇用と経済を守るために、しっかりと経済は回していかないといけないという中で、去年の予算を、この時点では大きく上回らない中で、しっかりと新しい施策もやっていきたいということで対応してきたものでございまして、現在のところでは100%ではありませんが、ある程度できているのではないかというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第9号「令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算」から議案第14号「令和3年度長門市下水道事業会計予算」までについて質疑を行います。 まず、通告者から行います。林哲也議員。 ◆16番(林哲也君) それでは、発言通告に従いまして、議案第13号の「令和3年度長門市水道事業会計予算」について、上下水道局長にお尋ねを致します。 この13号議案は文教産業委員会に付託されますので、予算の詳細については委員会での議論に委ねたいというふうに思います。 予算書2ページの(第5条)債務負担行為、この債務負担行為には深川川総合開発事業の大河内川ダム建設負担金として、第5条に債務負担行為が設定をされております。 深川川流量延長約16キロメートル、流域面積67.2平方キロメートルの県管理の2級河川であります。深川川の治水と利水を目的として、平成2年から深川川総合開発事業として河川改修と一体となったダム建設事業が進められておりますけれども、今回、債務負担行為が設定された理由についてお尋ねを致します。 また、これまでの事業の進捗状況及び令和3年度の事業内容、そして今後の事業の見通しについて上下水道局長にお尋ねして、質疑を終わります。 ○議長(武田新二君) 宗村上下水道局長。 ◎上下水道局長(宗村憲知君) それでは林議員の質疑にお答え致します。 まず、予算第5条の債務負担行為を設定した理由についてのお尋ねであります。 大河内川ダム建設事業につきましては、県及び市において令和元年度に事業の再評価を実施しております。その中で、近年の公共事業費の縮減に伴い、計画期間内での事業完了が困難として、県において、事業の完了年度を令和7年度から令和11年度に延長することが決定されたことから、昨年3月31日に県と事業完了年度延長の協定を取り交わしたところでございます。 これにより、令和7年度までとなっておりました既定の債務負担行為について、令和8年度以降の予算措置を講ずる必要があることから、この度、令和11年度までの債務負担行為の予算を計上させて頂いたところでございます。 次に、大河内川ダム建設事業の進捗状況でありますが、本定例会において令和2年度補正予算として計上しております大河内川ダム負担金の追加分を含めた令和2年度末の進捗率は、47.7%となる見込みであります。 また、令和3年度の事業の内容としましては、引き続き工事用道路の整備と付け替え道路工として県道長門秋芳線の整備を進めるとともに、工事による地下水や表流水への影響を調べる水文調査を継続する内容となっております。 最後に、今後の事業見通しについてであります。 県も財政状況が厳しい中、本市以外のダム事業も抱えておりますので、計画どおりに進んでいない現状にあります。 上下水道局と致しましては、水道の安定供給のため、早期の水源開発を望んでおり、また、本市防災力の向上にもつながることから、できる限り早く事業が完成するよう、県に粘り強く要望してまいります。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第15号「長門市環境整備協力費基金条例」から議案第24号「長門市特産品販売センター条例を廃止する条例」まで及び議案第33号「長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例」から議案第38号「長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例」までについて質疑を行います。 まず、通告者から行います。林哲也議員。 ◆16番(林哲也君) それでは、発言通告に従いまして、議案第23号「長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について、上下水道局長にお尋ね致します。 この23号議案も文教産業委員会に付託されますので、条例の詳細については委員会での議論に委ねたいというふうに思います。 下水道事業は人口減少による使用料収入の減少が見込まれる一方、施設の老朽化に対応するための改築更新費用の増大が見込まれております。このように、ますます経営環境が厳しくなることが予想される中で、安全で快適な下水道サービスを持続的、安定的に提供するには、徹底した効率化や経営健全化に向けた取組が大変重要であります。 条例改正案は、農業集落排水事業で行っておりました青海地区処理施設及び開作地区処理施設を廃止をして、令和3年4月1日から公共下水道事業の東深川処理区へ統合して供用開始するための所要の改正であります。下水処理場のダウンサイジング、いわゆる施設効率化による財政、経営効果についてお尋ねを致します。 そして、青海地区や開作地区の農業集落排水処理施設以外にも農業集落排水処理施設や漁業集落排水処理施設もありますけれども、こうした処理施設の今後の計画など、基本的な考えを上下水道局長に重ねてお尋ねを致しまして、質疑を終わらせて頂きます。 ○議長(武田新二君) 宗村上下水道局長。 ◎上下水道局長(宗村憲知君) それでは、林議員の質疑にお答え致します。 まず、下水処理場のダウンサイジングによる財政、経営効果についてのお尋ねであります。 農業集落排水事業の青海、開作の2地区の公共下水道への接続の妥当性の検討につきましては、単独処理区として施設の更新を行った上で継続利用した場合の年間費用と、公共下水道への接続を行った上で利用した場合の年間費用について、平成28年度に経済比較を行いました。 その結果、青海地区では施設を継続した場合の年間費用616万2,000円に対し、公共下水道へ接続した場合の年間費用161万8,000円となったところであります。 同様に開作地区では、処理施設を継続した場合の年間費用535万2,000円に対し、公共下水道へ接続した場合の年間費用120万円となっており、両処理施設ともに廃止し、公共下水道へ接続したほうが安価なことから、2地区について平成31年度から公共下水道への接続工事を行うこととしたもので、本年度末をもって事業が完成するところであります。 次に、今後の計画についてのお尋ねであります。 残る11地区の農業集落排水処理施設及び3地区の漁業集落排水処理施設においても、青海、開作地区と同様に処理施設の再編統合の比較・検討を行い、どこまでも安全、安心で快適な下水道サービスを持続的・安定的に供給することを基本方針とし、事業運営に努めてまいる考えであります。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第28号「市道路線の認定について」質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第39号「地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について」質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 最後に、議案第40号「工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区))」について質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっています議案に対する質疑を終結します。────────────・────・──────────── △日程第9.議案の委員会付託
    ○議長(武田新二君) 日程第9、議案の委員会付託を行います。 ただ今議題となっています議案第8号から議案第24号まで、議案第28号及び議案第33号から議案第40号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。お諮りします。 ただ今、各常任委員会に付託しました議案については、会議規則第42条第1項の規定により、3月17日までに審査を終わるよう期限をつけることにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員会に付託しました議案については、3月17日までに審査を終わるよう期限をつけることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第10.議員提出議案第1号・議員提出議案第2号 ○議長(武田新二君) 日程第10、本日、林哲也議員外3名から、お手元に配付のとおり、議員提出議案第1号「長門市議会委員会条例の一部を改正する条例」及び議員提出議案第2号「長門市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例」が提出されました。 これより、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号を一括議題とし、提出議案について提案理由の説明を求めます。林哲也議員。 ◎16番(林哲也君) 皆さん、お疲れさまです。それでは、提出者を代表して、議員提出致しました議案2件について御説明申し上げます。 議員提出議案第1号「長門市議会委員会条例の一部を改正する条例」につきましては、令和2年12月25日に議決しました長門市部課設置条例の一部を改正する条例により、4月1日から施行される組織改編に伴い、市民福祉部を市民生活部と健康福祉部の2部体制に再編することから、総務民生委員会が所管する部署の一部を改正するものであります。 続いて、議員提出議案第2号「長門市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例」につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、一会計年度を超えない範囲内で置かれる一般職の非常勤の職として、令和2年4月1日から新たに会計年度任用職員制度が設けられ、本市においては臨時的任用職員が全て会計年度任用職員に移行されたことから、所要の改正を行うものであります。 議員各位におかれましては提案の趣旨を御理解頂き、御賛同賜りますようお願いを申し上げまして説明を終わらせて頂きます。 ○議長(武田新二君) お諮りします。本案は、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、質疑、委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 これより、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号を一括して採決します。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。議案の委員会審査のため、3月3日から17日までの15日間、休会したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、3月3日から17日までの15日間、休会することに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(武田新二君) 以上で、本日の日程は終了しました。 次の本会議は、3月18日午前9時30分会議を開きます。 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。午前10時59分散会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     令和3年 3月 2日                議  長  武田 新二                署名議員  上田 啓二                署名議員  綾城 美佳...